愛知県の公立大学の採用試験を受けてきました。

その報告をしたいと思います。大学職員を目指されている方、あるいは公務員を目指されている方は参考にしていただければ幸いです。

まず応募を申し込んだ人は全部で250名ほどです。大学職員の採用試験にしては少ない方かなと思います。ただ、リクナビやマイナビに乗ってなく、大学ホームページにしか載っていない求人にしては非常に多い水だと思います。ちなみにエントリーシートで志望動機や自己PRを書いて応募完了となりますが、書類選考はなかったものと思われます。なぜなら、公立大学の採用試験であること、1000円の受験料既に支払っている事の2つの理由からそれは明白です。裏を返せば、今回の試験が第一次選考となり250名から大量にその成績によって落とされることを意味します。

次に、試験の構成は次の3つから成り立っていました。

①教養試験
②事務適性検査
③作文試験

1つずつ内容と対策について考えていきたいと思います。

①教養試験
一言で言うと、とても難しい試験です。公務員試験と同等の難しさだと思います。私は過去に国立大学の岐阜大学と東京外国語大学の職員採用試験を受けたことがあり、教養試験の構成は同じだと思いました。2時間で計40問ほどあったと思います。マークシート5択の問題です。
法律や国の制度についての問題が最初にありました。おそらく法学部卒業している人には有利な問題だと思われます。私はほとんど勉強せずに臨んだので、ほとんど勘で解きました。ただ消去法で5問のうち2問までは何とか絞ることができましたと思います。

その後は、国際問題、世界史、日本史、地理、物理、化学、英語長文読解、日本文読解問題、古文読解問題、数学、推理、グラフ問題などなど本当にいろんな問題が出てきました。

全体的には、時間内に全部回答することができませんでした。数学の問題に入るまでは、順調に時間配分ができたのですが、数学に苦手意識があるとどうしても1問1問に時間をかけてしまいます。逆に数学得意な人はここで大きく差をつけれるチャンスだと思います。時間をかけしまいます。逆に数学得意な人はここで大きく差をつけるチャンスだと思います。

勉強0で臨みましたが、自信を持って回答できた問題は、英文長文読解、日本文読解問題のみです。英語については、大学入試レベルです。普段TOEICで勉強している人はさほど苦労せず溶けると思います。日本文読解問題は勉強する必要がないです。その分の時間を外に使ったほうがいいと思います。私は日本史は高校では全国模試で1位を取るほどいろいろ記憶をしていましたが、ほとんど抜け落ちてしまってます。江戸時代と明治時代の問題がでましたが、消去法でかろうじて2つまで絞れたという感覚です。古文は1問しか出ません。勉強のコスパを考えると捨ててもいいと思います。

やはり課題は数学の問題に入るまでにいかに時間をかけずに解けるかにつきると思います。その上で、問題数が多い推論の問題を数多くこなし解き方に慣れておくことが大事だと思います。また、はじきを応用した時速の問題、確率の問題等の問題にも慣れたほうがいいと思います。ただSPIより難易度は上です。基本を押さえた上で、公務員試験用の問題集を使って繰り返しといた方が良いです。

最後の2問は統計表グラフを見て傾向や数字を読み解く問題です。推論や数学の知識がなくても、解ける問題です。だから、数学が苦手な人は最初にこの問題に取り組んで確実に点を稼ぐと言うのも1つのやり方だと思います。

はっきり言えるのは、教養試験については、勉強せずに合格できるほど甘いものではありません。公務員試験を血のにじむような努力で勉強してきた人にとっては、もしかしたら勉強しなくても平均点以上取れるかもしれませんが、民間から転職を目指すような人は、私みたいに無勉強で臨むと絶対落ちてしまいます。と思って、事前にしっかりと得意分野と苦手分野を把握して、苦手分野を集中的に勉強しておくという作業をした方がよいです。


②事務適性検査
今まで事務職の試験を多く受けてきましたが、この事務適性検査は初めてでした。事務の適性検査ならおそらくクレペリン検査が出てくるだろうなと予想していました。クレペリン検査は先日専用のアプリで訓練を重ねたので他の受験生に負けない自信があっただけに残念でした。
この適性検査は試験時間10分で、3パターンの問題をひたすら解くというものでした。1つ目は、右にある文章と左にある文章を比べて誤字を見つけるもの。2つ目は、5つ並んだ図形の中から特定の形の図形を見つけるもの。3つ目は、四則演算を組み合わせたもの。開始の合図まで時間があったので、1問あたり何秒でとけばいいのかを計算しました。1つ目の問題と2つ目の問題は6秒で。3つめの問題は12秒で解くものでした。更に時間があったので、密かに足で秒を刻み、6秒の感覚を体に染み込ませました。その段階では、決して無理なペースではないなと思いました。

しかし、初めて解く問題で面を食ったため、慣れるまで時間がかかってしまいました。事務の適性をはかる問題だけあって、文字や図を俯瞰で見て、いわば間違え探しをする感覚で問題を見ていける人が高得点を取れると思いました。3つ目の四則演算を組み合わせた問題は、クレペリン検査に引き算と掛け算を合わせたひねり問題でした。時間をかければ誰でも解ける問題ですが、1本あたり12秒で解かなければ間に合わなく、マークシートに記入する時間を考えると10秒以内に解かないと厳しい問題です。
ページをめくる音で周りの人の進捗具合がなんとなくわかります。私は半分しか解けませんでしたが、他の受験生も全問は解けなかったじゃないかと推測します。戦略の1つとして、残り1分になったら残りのワークシートを山の音塗りつぶす作業に使ったほうが良いかもしれません。

SPIの中には誤謬率といって、不正解の割合を測る試験も中にはありますが、問題の表紙に間違えた問題は正解数からその分差し引きますと言う記載があったので、誤謬率は見られていないと私は判断しました。


③作文試験
作文試験のテーマは大学の採用試験においては一般的なテーマでした。大学において課題となっていることを挙げ、自分のこれまでの経験から道を生かして解決を図っていくかというようなテーマでした。文字数の指定はなく、表裏のある作文用紙に自由に描いていく形式のものでした。ただ文字数としては表裏合わせて、1600字ほどはありました。ですので、セオリー通り9割の1300字ほどは埋めたいところです。所要時間はきっちり1時間です。私は、最初の構想に時間をかけすぎてしまい、結局1200人程度しか埋めれませんでした。作文の内容としては、これまで大学職員の応募書類で散々書かされてきた内容なので、すらすらと書くことができました。大学の作文試験を攻略するには、大学が現在課題としているテーマを事前に仕込んでおいて、あとは自分が希望する部署や仕事、これまでの勉強や職務経験で何を得てそれをどう仕事に活かしていきたいかをシミレーションしておくことが大事だと思います。普段書き慣れてない人は、とにかく書く事と慣れることだと思います。どこの大学も専門的な事はまず聞いて来ません。大学の課題と自分の得意分野。その掘り下げだと思います。


結果については、10月初旬になるそうです。これを通ればかなり自信にはなりますが、教養試験が分かれ目になると思います。皆さんは、しっかり対策をして臨まれることをおすすめします。ご健闘をお祈りします。