今回も実際の求人票から求人票を見るポイントを見ていきます。

こちらは、ハローワークに掲載されている求人票です。
民間の人材紹介会社では出回っていません。



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求人掲載元

ハローワーク(キャリアコンサルタントからの紹介)

この求人の特徴

フルタイムの求人です。
雇用形態は「正社員以外嘱託社員」と書いてあります。
職種は「学校事務/体育事務室担当」と書いてあります。

仕事内容を見てみると、どうやら大学キャンパスにいて、体育関連の備品管理をしたり、大学生さんの対応をする仕事のようです。

大学事務の求人はとても人気があります。
倍率が100倍を超えるとも言われています。

その中で、この求人票を出している大学は「明治大学」です。「明治大学」といったら東京六大学の有名大学ですから特に人気です。普通に考えたら、倍率は100倍は軽く超えると思われます。

しかし、この求人に対して、応募者はたった10人だそうです。ハローワークでは、その時点で何十代の男女が何人応募してるのかを教えてくれます。

嘘でしょ?応募数低すぎないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、こんなものだと思います。

なぜなら、ハローワークにしか出ていない求人で、この求人票の中身を見る限りそれほど魅力的とは思えないからです。

人気がありやイメージがいい会社(大学)だからといって、求職者にとって必ずしもいい求人とは限りません。

仕事探しをされてる方は、求人票に隠れたポイントを自分の希望と照らし合わせて、現実的な目で吟味していかなければいけません。

それを解説していきたいと思います。


この求人のメリット

まず、求職者から見たときに、この求人の良い点はなんだと思われますか?


一番は大学職員という身分の点だと思います。しかも「明治大学」です。そこで働いているというだけで、周りから羨ましがられると思います。それくらい有名大学の職員はステータスがあります。

それに対し、採用になるハードルが低めです。
必要な経験等として設けられている条件は、

・「基本的なパソコン操作」
・「教員・学生とのコミュニケーションが取れる事」

のみです。特別な資格や知識、経験も必要ないようです。

大学職員の求人のわりには倍率はそれほど高くありません。20倍~30倍ほどだと思われます。つまり、穴場も穴場です。真正面から採用されようとすると、100倍、1000倍の世界です。それが20倍~30倍なのですから、まさに美味しい求人です。

なぜか穴場になっているか?

そのカラクリを言ってしまうと、ハローワーク求人だからです。マイナビ転職、リクナビNEXTに掲載されていたら、こんな応募者数では済まないはずです。単純に、大学職員を目指すような有能な20代30代の若者は、ハローワークで求人を探そうという発想があまりありません。(ハローワークにいくのは求職者のみなので、在職者は見ないのでそりゃそうだとは思います)。もちろん、インターネット上でハローワーク求人を確認できます。ただ応募するためには離職中であり、最寄のハローワークで求職の手続きを済ませ、応募も窓口まで出向かないとできません。だからこその狙い目なのです。


また、大学事務の求人は休日が魅力的です。年間休日数こそ120日で一般的ですが、長い夏季休暇があるようです。8/1~9/19は「時間短縮および15日以下の勤務」と書いてあります。50日間のうち出勤は15日以下なのですから、ほとんどが休みです。出勤したとしても、短時間勤務なのでオフモードでプライベートを充実できます。これはもう大変大きなメリットだと思います。


この求人の懸念点

ではこの求人の懸念点はなんでしょう?
応募がそれほど集まらないのはそれなりの理由があります。その点を見ていこうと思います。

大きく3つあります。

1つは給料の安さです。時給換算にするとよくわかりますが、契約社員ということで、言葉が悪いですが、アルバイトの時給に毛が生えたようなものです。裏を返せばそれぐらい仕事が楽と言う事かもしれませんが、家族を養って生活をしていこうと言う人にとっては、少な過ぎるかなと個人的には思います。

2つ目は、有期の契約社員という点です。大学は派遣社員や契約社員といった雇用形態で働かれている方が非常に多いです。それは閑散がはっきりしているため、労働力を調整しやすいためという大学側の都合があると聞いたことがあります。ただ、雇用される側にとっては契約の更新なしで雇い止めになる可能性が高いため、非常に不安定な働き方をしなければいけません。
また、1部の大学求人では、正規職員への登用制度があることもありますが、この求人には書かれていませんでした。本当に制度がないのかどうかは、大学側に確認しないと分かりませんが、求人票に書いてないということは、ないか、あっても非常に狭き門だと言うことを意味してます。したがって、まぁ安定した正規での雇用を考えている方はその点を確認したほうがいいです。

3つ目は、1ヵ月後に2、3回は土曜出勤がある点です。長い夏季休暇の代償が隔週の土曜日に起ます。もちろん、隔週土曜日出勤する代わりに長い夏休みが欲しいと言う方もいらっしゃると思います。
しかし、土日休みで働かれていた方が、土曜出勤がある働き方に変わるとつらいと辛いと思います。考えてみてください。土曜出勤のある週は、6日間会社へ行き、1日だけ休んで、また5日間会社にいかなければいけないとサイクルになります。土曜日は半日出勤とは言え、週休2日に慣れている方にとっては、休んだ気にならないかもしれません。

以上の3点が、この求人の懸念点と考えられ、求職者が応募を渋る要因になっていると思われます。


求人票の一部抜粋

【事業所名】
 学校法人 明治大学

【職種】
 学校事務、体育事務室担当

【雇用形態】
 嘱託職員

【必要な経験】
 ・基本的なパソコン操作(ワード・エクセル等)
   ・教員・学生とのコミニュケーションが取れること


【必要な免許・資格】
 不問

【年齢】
    不問

【労働条件等】
 時給   1,140円
 月給   177,840円

【通勤手当】
 実費(上限あり)、毎月28,000円まで

【昇給】
 なし

【賞与】
    なし

【就業時間】
 (1) 8:30    ~ 16:00 
 (2) 10:00  ~ 17:30 
 (3) 8:30    ~ 12:00
  ※時間外月平均5時間、休憩時間 60分

【休日等】
 ・週休2日制
 ・創立記念日 2日間
 ・年末年始  13日間
   ・夏季休暇   8/1〜9/19は時間短縮および15日以下の勤務。

【試用期間】
 なし
 
【その他】
    ・契約は6ヶ月更新で最大5年


選考方法について

選考は2段階で行われるようです。

【1次選考】
 書類選考 (履歴書、職務経歴書、ハローワーク紹介状)

【2次選考】
 面接、筆記試験


1カ月あたりの給料は?推定年収は?(最低賃金ベース)


 177,840円(月収)

【推定年収】

 給料:177,840円 × 12カ月 = 2,134,080

 2,134,080円(推定年収)

 
※月収は求人票に書いてある最低日給を基準にしています
 ※通勤手当MAX28,000円は含めていません
 ※有給休暇数10日は含めていません
 ※時間外は含めていません

この求人のまとめ

もちろん、給料は1つの指標でしかありません。ただ、月収180,000と聞くとまだ我慢できるかもと思うかもしれませんが、年収213万円です。正規職員の半分、3分の1、4分の1程度の給料です。

5年の契約後、正規職員への道があるのでしたら、将来的にボーナスなどで取り返せる金額かもしれません。しかし登用制度は無いものと考えられます。パート、アルバイトの延長という気持ちで選ぶ方にとっては耐えられる水準かなとは思います。

冷静に考えたときに、大学職員の身分とまとまった休みのメリットと隔週土曜出勤と年収213万円のデメリットを天秤にのせてみましょう。

個人的には、これより条件のよい求人は探せばいくらでもあると思います。



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