今回は履歴書についてお話をしていきたいといます。

(当たり前すぎることを話しますので、不快な方は読まないでください)


突然ですが、そもそも履歴書とは何でしょうか?


何を今さらと思われる方もいらっしゃるかもしれません。あらためて聞かれると、意外に答えられない人が多いのです。わたしも、はじめに就職活動をしたときはそうでした。
大企業こそエントリーシートという企業独自のフォーマットで提出を求められましたが、中小企業などでは募集要項に提出書類として ”履歴書” が書かれている企業も多くありました。
そこに意味など考えず、他の学期末のレポートと同じ感覚で、ただただ名前と必要事項を書いて、提出をすればいいものだと思っていました。そして、人事の人もそれほどまじまじと見ないだろうなと。見たとしても細かなところまでは気に留めないだろうなと。もはや、フィットネスジムの入会書を書く軽い感覚で書いていました。ですが、今から思うと自分をぶってやりたいほど浅はかで、履歴書を舐めていたと反省しています。


履歴書は、文房具屋に行けば必ず売ってますし、コンビニにも置いてあります。
高校生でもアルバイトをしたことある人は、一度は手にしたことがあると思います。

身近にありすぎて、その目的や意味を考える必要もないのかもしれません。


では、答えを言いましょう。

履歴書は自分はこういう人間ですよということを他人に伝えるためのものです。
いわば、自己紹介カードです。

もし、あたなが学生さんなら、学校で新しいクラスに変わったときを思い出してください。
最初にまず何をしましたか?
そうそうそれです!

誰しも自分の出身地区、自分の趣味、好きな食べ物、得意な科目、将来の夢や目標、などなどを紙に書かされたり、みんなの前に立って発表させられたりした経験があると思います。それは何のために行われた(やらされた)行事かというと、自分のことを知ってもらい、クラスに馴染むためです。そこで面白いことを言えれば、次の日からクラスの人気者になれるかもしれません。将来の夢は総理大臣ですと大きな口を叩けば、学級委員に選ばれるかもしれません。ぶっきらぼうにぼそぼそと話せば、暗い人というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

履歴書の本質は基本的にはそれと一緒です。

ただ、注意しなければいけないのは、あくまでもビジネス上の自己紹介書だということです。
ビジネスとは何か。”大人のけんか”と考えてください。
読んでくれる相手は、学校の先生やクラスのみんなほど優しくはありません。

格上の敵だと思ってください。


自己紹介書に漢字のミスがあっても、アハハと笑ってくれません。
笑ってくれたとしても、仲間外れにされます。
そうです、大人は恐いのです。
そして、彼らは、わたしたちの履歴書を読むのと同時に、自分たちの仲間にするかしないか(活躍してくれそうかどうか)をイメージしています。その上で、仲間にするかどうかを話し合って決めています。そうです、クラス替えの自己紹介とは違って、ビジネス上の自己紹介は最初から発表者を仲間として見てくれていません。それより前段階の、仲間になるために、自己紹介をしなければいけないのです。

つまり、仲間になりたければ、そこにテストがあり、

・自分はどういう性格か(何に向いているか)。
・自分に役に立つスキル(資格)はあるか。
・自分がこれまでしてきたことで、何か活かせる経験はあるか。
・自分がこれからしていきたいこと(何に価値を置いているか)。

これらを、自分の言葉で伝えなければいけません。
そのためには戦略、作戦を立てなければいけません。

その第一関門が書類審査であり、履歴書テストです。
ありのままの自分を履歴書に書くのは構いません。
ただ、今のありのままの自分を書いた履歴書が、格上の敵に通用するかを考える必要があります。
音楽の演奏テストと同じです。
決まった答えはありませんが、コツを学んで練習をしないと上手くなりません。
逆に練習すれば練習するだけ上達します。

敵をびっくりさせるくらい質の高い自己紹介をしてやりましょう。

履歴書とは磨けば磨くほど、強力な武器にもなりえるのです。

ちなみに、キャリアコンサルタントは履歴書をより強力な武器に仕上げるためのアドバイスを生業としていますので、ぜひ利用してください。


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